春の氣立つを以て也
降りそそぐ太陽の光やあたりにただよう空氣の中に春の氣配も感じられるようになってきます。 この日から立夏の前日までが暦の上での春ですが、実際の氣候ではこの頃はまだ寒さは最も厳しい頃です。
旬の魚介
かんぱちは、春から夏にかけて日本列島を北へ上り、冬から春に南へ下る回遊魚です。
また、成長によって名前が変わる出世魚で、関東では、35㎝以下をシヨッコ、60㎝までをシオゴ、80㎝までをアカハナ、それ以上をかんぱちと呼びます。
関西では、60㎝までをシオと呼び、それ以上をかんぱちと呼びます。
ブリよりも暖かい海域に多く生息し、西日本での漁獲が多く、主に刺身として食べられることが多いようですが、煮魚や焼き魚にしても美味です。
中性脂肪やコレステロールを下げるDHAやEPAを豊富に含むので、旬の時期にはぜひとも食べたい魚です。