春の氣立つを以て也
降りそそぐ太陽の光やあたりにただよう空氣の中に春の氣配も感じられるようになってきます。 この日から立夏の前日までが暦の上での春ですが、実際の氣候ではこの頃はまだ寒さは最も厳しい頃です。
旬の野菜
きゅうりは、インド北部のヒマラヤ地方からシルクロードを経て中国に伝わり、その後日本にも伝わったと言われています。
きゅうりの90%は水分といわれていますが、カリウムやカロテン、鉄、ビタミンC、Kなども含まれており、暑い夏の体のほてりを取り、のどの渇きをいやしてくれる野菜です。
6月~9月頃の露地栽培のきゅうりは、ハウス栽培のきゅうりと比べると、数倍のビタミンCを含んでいます。
きゅうりの生産量が多い県は、宮崎県、群馬県、福島県、埼玉県などですが、
種類は多く、白きゅうり、半白きゅうり、イボなしきゅうり、太きゅうりなどがあります。