陽氣地中に動き、ちぢまる虫、穴をひらき出れば也
啓蟄とは、冬眠していた蛇や蛙などが暖かさに誘われて冬眠から覚めて初めて姿を見せるころの意味です。 実際に虫が活動を始めるのは一日の平均氣温が10℃以上になってからと言われています。
旬の草花
スミレは北海道から沖縄まで広く分布しており、その種類も多く800種以上もあると言われています。
野山や道端から、森や林の中、高山植物として高地に咲く種類などがあります。
スミレの由来については、「墨入れ」に似ているからとも言われていますが、さだかではありません。
また、スミレは乾燥させ薬草としてお茶にして飲む民間療法が伝えられていますが、ニオイスミレのタネと根には猛毒が含まれているので、注意しましょう。