陽氣地中に動き、ちぢまる虫、穴をひらき出れば也
啓蟄とは、冬眠していた蛇や蛙などが暖かさに誘われて冬眠から覚めて初めて姿を見せるころの意味です。 実際に虫が活動を始めるのは一日の平均氣温が10℃以上になってからと言われています。
旬の野菜
新玉ねぎは主に白玉ねぎといわれる品種で、水分が多くて柔らかいのが特徴です。
新玉ねぎは3月から5月頃が旬ですが、北海道から淡路島、千葉、静岡、佐賀などさまざまの地方の玉ねぎは収穫時期が少しずつ違うため、長い間楽しめます。
新玉ねぎは、サラダにしても辛みを感じることなく食べれます。
玉ねぎには血や気の滞りを改善し、体を温める作用があり、血中のコレステロールや中性脂肪の代謝を高めて動脈硬化や血栓などの生活習慣病を予防します。
おもな栄養素は、カリウム、カルシウム、ビタミンB1、B2、C、硫化アリルなどです。
新玉ねぎも普通の玉ねぎも栄養効果は同じですが、水にさらすと栄養価が減ってしまうのでポン酢などでそのまま食べるとよいでしょう。