陽氣地上に発し、雪氷解けて雨水となれば也り
雨水とは、暖かさに雪や氷が解け出し、蒸発し雨水となって降り出す頃の意味です。雨水がぬるんで草木も芽を出し始め、農耕の準備が始める時期となります。
旬の草花
柊は葉にギザギザがあり、11月から12月にかけて木犀のような香りを放つ
白い小さな花をつけます。
古くから厄除けや魔除けの木として、表鬼門には柊を裏鬼門には南天の木が庭に植えられてきました。
また、立春を迎える前の節分の日には豆まきをしますが、地方によってはイワシの頭を柊に刺して軒先に飾る風習があります。
これは、トゲのある柊で鬼を追い払うという魔除けです。